事例4:作動油を変えて油圧機の生産性を改善


1. 課題





冬場、生産前に機械の暖気運転を行う場面が多々あると思います。一般的に作動油は気温が下がることにより

機械内の油の粘度が上昇し、硬くなるといった現象が起こります。暖気運転を怠り、作動油の粘度が高い状態で

運転すると機械により負荷がかかるため、ポンプの故障増加や


2. ご提案内容

難燃性作動油 Tectyl VEGI FR 46のご提案

● 高い粘度指数と優れた潤滑性による電気消耗量の削減

● 優れた熱酸化安定性によるスラッジ発生量の低減

● 世界最高水準の生分解性 89.5%(鉱物油は20%以下)


またVEGI FR 46は長期間使用しても劣化が少なく、数年間交換することなくお使いいただいている

お客様もいます。


潤滑油の粘度は、温度の影響を強く受けます。温度に対する粘度の変化率は潤滑油の種類によって様々です。

温度変化に対して粘度の変化が小さい潤滑油は、粘度指数が高い

3. 導入後の効果

これまで30分かかっていた暖気運転の必要がなくなり、生産効率があがりました。

また、これまで油圧機器の潤滑性が向上した影響で機械の騒音がなくなり、負荷が減少したために

部品の故障が減り、保全費の削減に繋がりました。また鉱物油使用時との電力消費量を調査したところ

▲5%の省エネ効果があることがわかりました。

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